迷…命…明…
「ごめん」

アタシは自分でも驚く位素直に謝罪の言葉を発した

「ごめんってどういう意味?助けにならないって事?」

「違う!シュウがそんなにアタシの事考えてくれてたなんて気付かなくて…ごめん」


そう言ったアタシは部屋に入ったきり伏せていた顔を上げてシュウを見た。


「俺はいつでもアコの事考えてるから」

そう言ったシュウの顔は、照れ笑いに変わっていて
一週間会ってなかっただけなのに、その笑顔はひどく懐かしく感じた
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