迷…命…明…
アタシは鞄をもって、今入ってきたばかりの教室を飛び出した。


逢いたい
逢いたい
逢いたい


大通りまで出てタクシーで隠れ家に向かった

隠れ家に着いてドアの前で呼吸を整える。
発作的に来てしまったけどまだ朝の9時前だ。

「どうしよう…」

いつでも来ていいって言ってくれたけど、さすがにこの時間は迷惑なはずだ


阿呆みたいにドアの前を行ったり着たりして…
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