迷…命…明…
「今すぐおいで」


大きな声を出したのに、シュウの声は優しくて。
そんな温度差に何故か笑えてくる

「行く!」

それだけ言って電話を切りアタシは走って隠れ家に向かった


部屋の前に着き、さっきと同じ様に合鍵を差し込みドアを開け部屋に入った


てっきり起きてると思ってたシュウはリビングにはいなくて…

寝室を覗くとまだ毛布に包まってるシュウがいた
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