真冬の花②
目が覚めると、隣には冬真くんがいて。
無防備な寝顔や
あたしをすっぽり包み込む大きな腕や…
小さな事にいちいちトキメいて。
幸せだなぁって思うんだ。
こんな幸せが、ずっと続くといいなって…
それがあたしの願い。
冬真くんも
同じ気持ちでいてくれるかな…?
やっぱりあたしは
冬真くんしかいない。
叔母さんにはハッキリ伝えなきゃ。
たとえこの先どうなろうと
あたしは冬真くんだけが好きだから。