妹の恋人は姉の彼氏の従弟
「彰吾は性欲に飢えたそこらへんの
馬鹿な高校生と一緒にするなよ」
廉人さんが笑う
今にも噛みつきそうなお姉ちゃんに
廉人さんがキスをする
「な、彰吾」
「ああ」
「廉人さんの従弟でしょ?
性欲に飢えてないってどうして
言えるのさ」
私がぼそっと呟く
「そうよ!」
お姉ちゃんも力強く頷く
「廉兄が信用ねえから
俺の価値が下がる」
責められた廉人さんは
勢いよく立ちあがると
私に指をさした
「俺の性欲と彰吾の性欲は
関係ねえだろ
とりあえず1週間、過ごしてみろ
それで嫌だったら
次の手を考える
俺は花音と一緒に暮らすためには
どんな手も使うからな!」
どんどんと足音を鳴らしながら
廉人さんは自分の寝室に入っていた
これからホストの仕事に行くらしい
「意味わかんないし」
私は口いっぱいにご飯を頬張った
「腹八分目にしておけよ
7時になったら走りに行く」
ぼそっと海堂彰吾が私に行った
は?
「私も?」
「迷子になる」
「だれが?」
「俺が」
「なんで?」
「わからないから」
「何が?」
「道が」
単語で言うな!
文章で言えっつうの
来たばかりで道がわからないから
ジョギングに付き合ってくださいって
言えばすぐに終わる会話だろうが!
私との会話を聞いていたお姉ちゃんは
面白かったらしく
声をたてて笑っていた
馬鹿な高校生と一緒にするなよ」
廉人さんが笑う
今にも噛みつきそうなお姉ちゃんに
廉人さんがキスをする
「な、彰吾」
「ああ」
「廉人さんの従弟でしょ?
性欲に飢えてないってどうして
言えるのさ」
私がぼそっと呟く
「そうよ!」
お姉ちゃんも力強く頷く
「廉兄が信用ねえから
俺の価値が下がる」
責められた廉人さんは
勢いよく立ちあがると
私に指をさした
「俺の性欲と彰吾の性欲は
関係ねえだろ
とりあえず1週間、過ごしてみろ
それで嫌だったら
次の手を考える
俺は花音と一緒に暮らすためには
どんな手も使うからな!」
どんどんと足音を鳴らしながら
廉人さんは自分の寝室に入っていた
これからホストの仕事に行くらしい
「意味わかんないし」
私は口いっぱいにご飯を頬張った
「腹八分目にしておけよ
7時になったら走りに行く」
ぼそっと海堂彰吾が私に行った
は?
「私も?」
「迷子になる」
「だれが?」
「俺が」
「なんで?」
「わからないから」
「何が?」
「道が」
単語で言うな!
文章で言えっつうの
来たばかりで道がわからないから
ジョギングに付き合ってくださいって
言えばすぐに終わる会話だろうが!
私との会話を聞いていたお姉ちゃんは
面白かったらしく
声をたてて笑っていた