【実話】ありがとう…。
「すいません。確かに、小樽総合病院には、入院してました。けど、2週間位で転院して、その後は、札幌総合病院に入院してました。……死ぬって分かってたら、転院なんてしません!!病気を治したいから転院したんです!」
私の事は、いくら悪く言っても構わない!
でも、亡くなったたかさんの事迄、悪く言われるのだけは、許せなかった!
「もう、何ヵ月も入院してたんじゃないの?」
「入院したのは、11月6日です」
「そうだったの…。じゃあ、札幌に転院してからも通ってたの?」
「はい、早番の仕事が終わってからと、夜勤に来る前と、明けの日、休みの日と行ける時は行ってました」
「分かった。もう仕事に戻っていいよ」
「はい。すいませんでした」
頭を下げ、休憩室を後にした。
仕事に戻り、少しすると、今度は看護部長に呼ばれた。
「高橋さん、看護部長から内線があって、部長室に来てだって」
「分かりました。すいません」
部長室に向かい、ドアをノックする。
「はい、どうぞ」
「失礼します」
部長室に入ると、ソファーに座るよう言われ、ソファーに座る。
私の事は、いくら悪く言っても構わない!
でも、亡くなったたかさんの事迄、悪く言われるのだけは、許せなかった!
「もう、何ヵ月も入院してたんじゃないの?」
「入院したのは、11月6日です」
「そうだったの…。じゃあ、札幌に転院してからも通ってたの?」
「はい、早番の仕事が終わってからと、夜勤に来る前と、明けの日、休みの日と行ける時は行ってました」
「分かった。もう仕事に戻っていいよ」
「はい。すいませんでした」
頭を下げ、休憩室を後にした。
仕事に戻り、少しすると、今度は看護部長に呼ばれた。
「高橋さん、看護部長から内線があって、部長室に来てだって」
「分かりました。すいません」
部長室に向かい、ドアをノックする。
「はい、どうぞ」
「失礼します」
部長室に入ると、ソファーに座るよう言われ、ソファーに座る。