【実話】ありがとう…。
「ありがとう」
私もつられて笑う。
「そしたらさー。中村有希いるじゃん。アイツ知ってるって言って、婦長に携帯渡してたからさ。電話来たでしょ!?」
「うん…火葬場に居る時に電話来て、散々言われた…。でも…親戚って言ってあったのに、何でたかさんって知ってる訳?しかも小樽総合病院に長く入院してて、死ぬって分かってたみたいな事まで、さっき休憩室で言われた。全然話違うから!」
「あぁ、それは伊藤だよ。ある事無い事、婦長にチクってたからね」
大きなため息を吐き、
「知りもしない癖に、余計な事ベラベラ喋らないで欲しい。はぁ。まぁいいわ」
仕事に戻ると、遅番で伊藤が出て来た。
呼び止め、話をする。
「知りもしない癖に、余計な事ベラベラ喋らないでくれる?いい迷惑なんだけど」
「別に、私が何話そうと勝手じゃない?」
血管がブチッと切れる音がした!
「はぁ?アンタが婦長に話した話は、全然違うから!たかさんや私の何を知ってるって言う訳!?アンタの勝手な想像で話されてもいい迷惑なんだよ!!」
今にも胸ぐらを掴み、殴りかかりそうな雰囲気を美子が割って入った。
私もつられて笑う。
「そしたらさー。中村有希いるじゃん。アイツ知ってるって言って、婦長に携帯渡してたからさ。電話来たでしょ!?」
「うん…火葬場に居る時に電話来て、散々言われた…。でも…親戚って言ってあったのに、何でたかさんって知ってる訳?しかも小樽総合病院に長く入院してて、死ぬって分かってたみたいな事まで、さっき休憩室で言われた。全然話違うから!」
「あぁ、それは伊藤だよ。ある事無い事、婦長にチクってたからね」
大きなため息を吐き、
「知りもしない癖に、余計な事ベラベラ喋らないで欲しい。はぁ。まぁいいわ」
仕事に戻ると、遅番で伊藤が出て来た。
呼び止め、話をする。
「知りもしない癖に、余計な事ベラベラ喋らないでくれる?いい迷惑なんだけど」
「別に、私が何話そうと勝手じゃない?」
血管がブチッと切れる音がした!
「はぁ?アンタが婦長に話した話は、全然違うから!たかさんや私の何を知ってるって言う訳!?アンタの勝手な想像で話されてもいい迷惑なんだよ!!」
今にも胸ぐらを掴み、殴りかかりそうな雰囲気を美子が割って入った。