【実話】ありがとう…。
次にスタンドライトが付いたり、消えたりする―。


誰も居ないのに、人の気配を感じるようになった2・3日たったある日―‐。


体に異変を感じる。


夜中寝ていると、突然金縛りに合い、人の気配を感じた。


何となく男だと分かる。


男は近付き、あっちの顔を物凄い形相で睨み付ける―‐…。




暫くして、何とか金縛りが解けた。



額の脂汗を拭い、考える。


男の顔に見覚えがあった。



望の部屋に飾ってあった写真の男だった。



男は毎晩の様に現れた。


思い切って、話を切り出そうと思った。


そう思っていると、望から、こんな話をされた―‐。


「あっちと付き合う前から右腕の上腕が、後から掴まれている感じがしてたんだけど、あっちと付き合ってから、それが強くなってるんだよね…」



「望、落ち着いて話を聞いてくれるか?!」


神妙な面持ちで話始めた―‐。


「実は…望と付き合い始めて直ぐに、部屋の電気が突然消えたり、スタンドライトが付いたり消えたりするようになった。そのうち、誰も居ないのに、人の気配を感じて、金縛りにあうようになった…」



「何が言いたいの?あっちの事と、私の事が関係ある…?」


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