【実話】ありがとう…。
‡第二章 気持ちの変化‡
あれから、たかさんとは頻繁に連絡を取り、ご飯を食べに行ったり、ドライブに連れて行ってくれたりしている。


そんなある日の事―‐。

部屋でボーっとしていて、ふっと考える。


私、最近たかさんの事ばかり考えてる―‐。
たまにメールの返事が長い時間来ないと、「何してるのかな?仕事忙しいのかな?」って考えてる…。

私、もしかしてたかさんの事好き…?!


少しずつ望の気持ちに変化が現れ始める―‐。






~数日後~

~♪~♪~♪~

着信:たかさん

あの日以来、もしかしてたかさんの事、好き…?!そう思い始めてから、初めての着信。


き・緊張する~。


「も・もしもし」

緊張の余り、どもってしまう望。


「望ちゃん?俺だけど、今、暇?暇だったらドライブに行かねぇ?」


嬉しさのあまり、即答で返事をする。


「じゃあ、15分後いつものコンビニで」

携帯を切り、出掛ける用意を始める。


「何着て行こうかなぁ~♪ちょっとは女の子らしい格好にしよう♪」


いつもは履かないスカートに、ニットのセーターを着る。


「ヤバッ、もう来ちゃうよ」


携帯と財布を鞄に詰め、慌てて出掛ける。


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