【実話】ありがとう…。
「良かったね!お風呂沸いてるよ」



「うん。入る」


着替えを取りに部屋へ行き、お風呂に入る。


~30分後~

「サッパリした~」

冷蔵庫から、ミネラルウォーターを出し飲む。


「もう、寝るね。おやすみ」

と母に声を掛け、2階へ上がる。


髪を乾かし、ベッドに潜り込んだ。



2日後―。

兄が様子を見に来た。

いつもなら、兄が来ている時は、部屋から出ないんだけど、ミネラルウォーターが無くなり、仕方無く取りに降りた。


「お前さぁ、まだたかに水とか上げてんの?」



「上げてるけど…」



「アイツ、夢に出て来たんだよ。それに、母さんから聞いたけど、お前、右腕の上腕掴まれてる感じするんだろ?」



「うーん」



「今は、大分良くなったけど、前はお前、可笑しかったろ?俺と一緒に働いてる伊藤さん知ってるだろ?伊藤さんから聞いたんだけど、〇〇って町に、有名な神様が居るから、一回行って来い」



「んー」



「俺も行ってやりたいけど、仕事休めないから、母さんと行って来い。な?」



「分かったよ…。そのうちね」


ミネラルウォーターを冷蔵庫から出し、部屋へ戻る。


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