【実話】ありがとう…。
急いでいつものコンビニへ行くと、たかさんの車はもう来ていた。
「コンコンッ」
窓を叩くとたかさんが気付き、窓を開ける。
「ごめんね…。遅くなって」
「いや、俺も今来た所」
と優しく笑ったたかさん。
ドキドキしながら車に乗り込む。
「何処行こうか?」
考え込む望。すると突然目をキラキラ輝かせ―‐。
「海、海行きたい!」
「O・K。海な!」
静かに走り出す車。
車の中では、浜崎あゆみの『M』が流れていた…。
暫く沈黙の二人。
「最近どう?気持ち的に落ち着いた?好きだった奴の事、少しは忘れられたのかなぁ~って」
たかさんに言われるまで、忘れてたかも……。フラれた時は、凄いショックだったのにな。たかさんと居ると楽しくて、考えてる暇なんて無かった。
「望ちゃん?」
「……」
「望ちゃん?」
「……」
「望!?」
「んっ?」
やっと呼ばれている事に気付く。
「ごめん…。違う所にイってたみたい」
苦笑いする望。
「たかさんに言われるまで、好きだった人の事、すっかり忘れてたんだ!たかさんと居ると楽しいし、考える暇なんて無かった。ありがとう♪」
「コンコンッ」
窓を叩くとたかさんが気付き、窓を開ける。
「ごめんね…。遅くなって」
「いや、俺も今来た所」
と優しく笑ったたかさん。
ドキドキしながら車に乗り込む。
「何処行こうか?」
考え込む望。すると突然目をキラキラ輝かせ―‐。
「海、海行きたい!」
「O・K。海な!」
静かに走り出す車。
車の中では、浜崎あゆみの『M』が流れていた…。
暫く沈黙の二人。
「最近どう?気持ち的に落ち着いた?好きだった奴の事、少しは忘れられたのかなぁ~って」
たかさんに言われるまで、忘れてたかも……。フラれた時は、凄いショックだったのにな。たかさんと居ると楽しくて、考えてる暇なんて無かった。
「望ちゃん?」
「……」
「望ちゃん?」
「……」
「望!?」
「んっ?」
やっと呼ばれている事に気付く。
「ごめん…。違う所にイってたみたい」
苦笑いする望。
「たかさんに言われるまで、好きだった人の事、すっかり忘れてたんだ!たかさんと居ると楽しいし、考える暇なんて無かった。ありがとう♪」