【実話】ありがとう…。
イタズラな笑顔を残し、行ってしまったたかさん。車が見えなくなるまで見送り、家路を急ぐ。


部屋に戻り、部屋着に着替え、ベットに潜り込み、眠りにつく。





~数日後~


相変わらずたかさんとは会っていたし、会えない日には、決まって電話で長話―。


そんなある日…。


友達の斎藤さんから久し振り電話。

彼女は前の職場の人で、一緒に働いてる居る時から仲良くさせて貰って居る。

いつも私の悩みなんかを聞いてくれる、所謂姉貴的存在だ。


そんな斎藤さんから

「暇ならさ、ランチでも行かない?」

と誘いを受ける。


勿論断る訳もなく

「行く!」

の一言。


「家まで迎えに行くよ!」



「了解♪」



~10分後~

「プッ、プッ」

クラクションの音がし、窓を開けると気付いた様で、斎藤さんが手を振っている。


急いで鞄を持ち、玄関を出、車に乗り込む。


「「久し振り~」」



「元気だった?」

車を走らせ、聞いてくる。


「うん、相変わらず。斎藤さんは?」



「もち元気~!」



「何食べに行く?あっ、今日は私が誘ったんだから、私の奢りね」



「マジで~!?ゴチになりなります!」


車の中の二人は、話に花を咲かせる。


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