【実話】ありがとう…。

‡第四章 女の影‡

そんなある日―。


~♪~♪~♪~

着信:たかさん

「もしもし」



「あっ、俺。暫く仕事忙しくて、会えないんだ。メールも返せない事が多くなると思うし」



「うん…。仕事が忙しいなら仕方無いよね。分かった」



でも、時間が有ればメールも電話くれた。


「時間が空いたから」

って会いにも来てくれた。


だからまさか他の女と会って居るなんて思わなかったんだ。


それから何日かたち、今日は、仕事が休みで部屋でゆっくり寛いでいたら、携帯が鳴り出す。


~♪~♪~♪~

着信:たかさん

「もっしー、俺。今日は、仕事も終わったし、望の所に行ってまったりしたいんだけど」

そう言って笑った。


「うん、分かった。待ってるね♪」


久し振りにゆっくり会える。

そう思うと嬉しくて堪らなかった。


~15分後~

「ピンポーン」


「はぁーい」


急いで階段を降りて玄関へ向かう。


「いらっしゃい」

優しく微笑んだ。

「久し振り」



「上がって」



「おう」


階段を上り部屋へ入る。


ベッドに腰を掛けた二人。


「元気だった?仕事忙しいみたいだけど、体、大丈夫?」


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