【実話】ありがとう…。
結局、他愛もない話とかして、夜7時を済んでいた。
「じゃあ、私、帰るね」
「今日は、下まで送らせろ!」
「…うん」
エレベーターに乗り、1階へ。
「ありがとう。寒いから、部屋へ戻って良いよ」
そう言って、微笑むと
顔を覗き込んだと思ったら、いきなり
「チュッ」
とキスをされ、ビックリしてたかさんを見る。
「またな」
って言って、悪戯っ子みたいな笑顔を残し、エレベーターへ乗り、行ってしまった。
11月19日。
今日は、仕事が休み。
いつもなら、朝からたかさんの病室に行くんだけど…。
明日、転院だから親戚とかが来るって事で、朝からは遠慮する事にした。
洗濯したり、部屋の掃除をしたりして、時間を潰す。
本当は、ずっと傍に居たいけど、仕方ないよね。
夕方、たかさんの病院に出掛ける前に、母が仕事から帰って来て、
「これ、たかに持って行ってあげな」
そう言い、たかさんの好きな若鳥を差し出す。
仕事帰りに、態々買いに行ってくれたみたい。
「ありがとう」
とお礼を言って、たかさんの病院へお土産を持って出掛ける。
「じゃあ、私、帰るね」
「今日は、下まで送らせろ!」
「…うん」
エレベーターに乗り、1階へ。
「ありがとう。寒いから、部屋へ戻って良いよ」
そう言って、微笑むと
顔を覗き込んだと思ったら、いきなり
「チュッ」
とキスをされ、ビックリしてたかさんを見る。
「またな」
って言って、悪戯っ子みたいな笑顔を残し、エレベーターへ乗り、行ってしまった。
11月19日。
今日は、仕事が休み。
いつもなら、朝からたかさんの病室に行くんだけど…。
明日、転院だから親戚とかが来るって事で、朝からは遠慮する事にした。
洗濯したり、部屋の掃除をしたりして、時間を潰す。
本当は、ずっと傍に居たいけど、仕方ないよね。
夕方、たかさんの病院に出掛ける前に、母が仕事から帰って来て、
「これ、たかに持って行ってあげな」
そう言い、たかさんの好きな若鳥を差し出す。
仕事帰りに、態々買いに行ってくれたみたい。
「ありがとう」
とお礼を言って、たかさんの病院へお土産を持って出掛ける。