あなたに出会えてよかったです。
第1章
新入生
「なにこれっ!!!」
あまりの声の大きさに家族全員が振り向いた。
あり得ない・・・・
なんなのこの制服。
紺紺紺紺白。喪服みたい・・
「どうしたのよ」
ママが、状況を察したのか
あたしの持っている制服を見て少しほほえんだ。
「笑ってる場合じゃないっつーのっ」
少し乱暴にリビングのドアを閉め、階段をのぼり自分の部屋に行き、鏡の前で制服を着てみた。
「やっぱり・・・」
やっぱり喪服じゃん・・・
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