あなたに出会えてよかったです。



ピロロリン♪

あっめぐの友達からかな・・・

‐‐‐‐‐‐‐‐‐
友哉
‐‐‐‐‐‐‐‐‐

めぐの友達の
佐竹 友哉だょ

ょろしくね。


‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐


佐竹くんかぁ・・・・。

「絵里〜!!」

ママの声が遠くから聞こえる。どうやら階段の下から呼んでいるらしい。急いで折りたたみ式の携帯を閉じてポケットに入れベッドから降りる。

めんどいなぁ〜・・・


「なにママぁ〜?」

階段を降り、リビングにつながるドアを開けるとそこには、明らかにお出かけ用の服をきたママがいた。


「今から京成行くからついてきて」

「・・・ぅん。」

なんだ京成か・・・
それなら早く言ってくれればいいのに・・・・。
化粧もしてなければ髪もボッサボサ。おまけに喪服。あ、間違えた!制服だった(笑


京成に行くには不似合いな服装なので、階段を駆け上がり、とりあえず花柄のサラサラした薄いスカートに黒いパーカーを羽織り、適当に髪をとかした。

時間ないし、化粧は諦めよう・・・
お財布とポーチだけをバックに詰め込み、階段をかけおりた。ママはもう車にエンジンをかけている。



「急がなきゃ」





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