ちゃんと分かってよ…。




「ん。乾いた」
そぅ言って恭介はあたしの頭からタオルを退けて少し離れた。

あ、もぅちょっと…

もぅちょっと近くにいたい…。



「…」

「ぇ…?」

恭介から近づいて軽く抱き締められた。


「嫌?」

「………嫌じゃ…ない///」

「ん♪」

そぅご機嫌な声をして、また少し力を強くした。






ぎゅ…

恭介はあたしが服を強く握るのがわかり、
「ん〜?」
何て言いながら顔を覗く。
恭介はズルい///

「///」
それから力はまた強くなってもぅ、密着状態。

「本当はこーしてもらいたかった。とか…?」
「っ…///」
みっ、耳元でしゃべらないでっ…///

でもそんな事言えない。
何でぇ?



「狭山、かわいー」
「っ///」
みっ、耳にっ…く、口付いてるーーっ///
そんなあたしを見て恭介はクスクスと笑う。
意地悪!!!
S!!!!




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