FIVE STAR

――

「あ!」



「どうかしたかい」



富雄さんはある紙をじっと見つめた。



「入れ間違いか…!?」



峰子さんは富雄さんが見つめる紙を覗き込んだ。



「…“FIVE STAR”?なんだい、それは」



「美優…!!すまん!!」



富雄さんは“FIVE STAR”というどこかの名前と地図を書いていた紙を握りしめた。
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