FIVE STAR
「え…」
急にさみしい気持ちになった。
「なんだよ」
「あ、いや…」
正直居てほしい…。
潤也は立ち上がった。
「じゃあな。なんかあったら…」
私は潤也の手首の裾を軽く掴んだ。
「えと…ひ、一人じゃ不安だから…」
「そ、そうか?」
「まだ…ココに居て?」
って私何言ってんの!?
「おう…わかった」
ヤバい…顔が熱い。
チラと潤也の顔を見ると少し戸惑っていた。
なんか気まずいな~…。
「トイレ…貸せ」
「う、うん…」
潤也はトイレへと向かった。