お嬢様☆執事
「はい、ちょっといいですか」
メイドの人だかりの中に一人の執事が乱入。
「秋山さん!?」
よく見ると秋山さんまでドレスを…。
「これがお似合いでしょう」
秋山さんが持っていたドレスは…。
淡いピンクのドレス。
派手すぎず地味すぎず…。
「いい感じじゃん!秋山さんナイス!」
「いえいえ」
「秋山さん、ズルイです!」
メイドたちが秋山さんをブーイング。
「あ、順番にみんなの着るよ!本当にどれ着てもいいんだけど…」
「じゃあ、お次は私のドレスを着て下さいますか!?」
「赤木さんですね?わかりました♪」
「じゃあ赤木さんの次です!!」
楽しいなぁ。
ここのメイドさんたちは仲がいい。
「では、このドレスを仕立ててまいります」
一人のメイドさんが秋山さんのドレスを手にとる。