お嬢様☆執事

「秋山さん、私の好みに詳しいね」



「沙羅様の執事ですから」



二コッと笑う秋山さん。



そういや、聖夜、秋山さんがどうのこうのって言ってたけどなんだろ。



…知ってるわけじゃないよね?



…うん、大丈夫。



誰にも言ってないんだから。



今はこの時間を楽しく過ごしたい。



恋愛はお休み中。



恋愛だけじゃないんだし。



今の生活に満足。



「あ、そうです。もう少しすれば朝食のお時間ですので」



「分かりましたー☆」



…ずっとこの生活が続けばいいなぁ。



でも、やっぱり色々あるということで。



それは明日のパーティーでのお話。

< 103 / 212 >

この作品をシェア

pagetop