お嬢様☆執事
夜明け

パーティーも終わり、沙羅は部屋に戻った。



ベットにはまだふくらみがある。



「まだ、寝てるのかな…」



相当酔ってるみたいだね。



秋山さんってお酒好き?



色んなことを思いながら秋山さんをつぶさないよう用心してベットに座った。



「秋山さーん?寝てるー?」



「…」



答えるわけないか。



なんだか、この時間が居心地がよかった。



秋山さんがそばにいるからかな。



私、秋山さんにお世話になっちゃったな。



聖夜がいなくなっても泣かなかったのはあなたのおかげ。



言葉はなくとも、いつも隣にいてくれた。



秋山さんはどんな気持ちだったろう。






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