お嬢様☆執事

「あ、お母さん呼んでるんじゃないの?」



「…ごめん。嘘」



「そうだったの?」



沙羅たちは岩陰に腰をおろした。



ザー…



海の心地よい波音。



海の新鮮なにおい。



違う世界にいるみたい。



隣には創也がずっといるの。



ずっと、ずっと一緒にいるの…。






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