お嬢様☆執事
「…」
自然と目が覚めた。
今、何時だろう。
おもむろに体を起こし、時計を見る。
「8時…か」
またベットに体を倒そうとした。
「…8時?…うそ!?」
ベットから飛び降り、そばにおいておいた服に着替える。
ここから空港まで30分はかかる。
ということは、ここを8時半に出る。
「ヤバい!置いてかれちゃう!」
必死に身支度・用意した結果、10分で終わった。
荷物を全部持って、部屋を飛び出した。
ホテルの廊下に人の気配はない。
「…やだ!」
少し泣きそうになりながらも、ホテルの入口に向かう。