お嬢様☆執事
何枚もの手紙で書かれた創也の想い。
創也、ごめんね…。
ずっと好きだから…。
迎えに来てよね。絶対に…。
溢れる想いは涙に変わる。
手紙が涙でにじんでいく。
今日は泣いていいでしょ?
また笑うから…。
そして、小包に手をのばした。
細長い小包だ。
ゆっくりと包装紙を開けていく。
そして、箱が現れた。
それを開ける。
「うっ…う…」
ネックレス…。
ペアアクセサリーだ。
二つ重ねるとハート型になるタイプ。
何やら文字が彫られている。
くっつけると読めるのだろう。
そして、一枚のメッセージがあった。