お嬢様☆執事
「沙羅様、お鞄でございます」
玄関の扉の前でメイドに鞄を渡される。
「ありがとうございます」
「いってらっしゃいませ」
メイドさんは綺麗にお辞儀をした。
ギィィ…
扉が開くとそこには…
「おはようございます。奥様、沙羅様」
50人くらいのメイドがズラリと立ち並んでいた。
「…うわ」
「どう?お嬢様でしょ?」
「…だね」
メイドの道を進む先にはやはりリムジンが。
「リムジンだあ」
「気をつけてお乗りください」
秋山さんだ。
秋山さんは車のドアを開けてくれた。