お嬢様☆執事
沙羅は校長のあとを着いていく。
「沙羅様のクラスはB組になります」
「あ、はい」
とある教室の扉の前に着いた。
「こちらでございます」
ガラ…
「転校生の白石沙羅様です!」
扉を引くと同時に先生の声が。
「…すごい。オーラがまったくちがうわ。さすが白石家。」
「あの人が沙羅様?」
またさっきと同じ。
「白石様、1年B組担任、谷口でございます!」
あー…先生にお辞儀されちゃったよ。
「よろしくおねがいします」
沙羅は満面の笑みで答えた。
「あちらが白石様のお席です」
先生は頭を低くして沙羅をご案内。
「ありがと」
沙羅は今までにない満喫感を味わった。
というのもこれまでとは知らず。