お嬢様☆執事
そして…
沙羅たちの前に現れた男。
「ちょっといい?君が白石沙羅?」
「は?」
「…!一ノ瀬様っっ」
美佳子は沙羅の隣で焦る。
「ちょ、何?美佳子?」
「僕は一ノ瀬グループ、後継ぎの一ノ瀬聖夜だ。」
「一ノ瀬グループ?」
沙羅は意味が分からない。
「沙羅、知らないの!?この方はセフィール学園のトップよ…。会えるなんて光栄だわ…」
「トップって…?この人、生徒じゃないの?」
「…僕のことはあまり聞いてないみたいだね。」
聖夜は余裕をかます。
「一ノ瀬様は生徒でもあってこの学園をも動かせるの。校長だって頭は上げられない。でも…」
「でも?」