お嬢様☆執事

そして数日経った、ある休日。



「秋山さんってなんで私の執事になったの?」



最近、秋山さんは沙羅専属の執事だということが分かった。



「奥さまが選ばれまして…」



「ふ~ん」



今、沙羅の部屋で秋山さんと対談中。



「私、沙羅様の執事になれて光栄です」



ドキ…



「私も秋山さんでよかった!」



最近、沙羅の気持ちは膨らむばかり。



学園では聖夜に振り回されるばっかだけど。



「聖ちゃん!久しぶりね~」



下から母の高い声がこもって聞こえる。



聖ちゃん?…まさか。






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