お嬢様☆執事
「私も秋山さんにプレゼントあげるよ。何がいい?」
「いいんですか?ありがとうございます」
「いえいえ」
秋山さんの笑顔が一番好き。とても優しい笑顔だ。
「あ、沙羅!」
「せ、聖夜…!?」
前方に聖夜登場。
「…聖夜様ですね。私は沙羅様のプレゼントを選んでまいります」
「ちょ…秋山さん」
なんだか秋山さんのようすがおかしい。
聖夜がいると遠慮する。
“執事”だから?
「ショッピング?」
「う、うん!聖夜も?」
「あぁ、執事とね。さっきのは君の執事だろう?」
「うん…」
あれから少し聖夜が気になる。