お嬢様☆執事
「ちょ…え?ごめんねっ!」
「嘘。気にいったよ」
最近、聖夜はよく笑う。
「びっくりしたぁ」
もう聖夜に対する恐怖心は消えていた。
「あ…」
秋山さんのところにも行かなきゃ。
「ちょっと行ってくるね」
「あぁ、分かったよ」
秋山さんは父と話していた。
「秋山さん!」
「沙羅様…」
「あ、沙羅。パーティーが終わったあと、プレゼントをあげるからな」
「ホント!?お父さんありがとう!」
「秋山くんに用があるんだろう?ちょっと外れるよ」
「うん、ありがとう」
父は隣の人と話し始めた。
「秋山さん、私の部屋に来て?」
「かしこまりました」
沙羅は秋山さんを部屋に呼ぶ。