お嬢様☆執事

さっきの話は頭に入ってきてない。



聖夜のことばかり。



テラスから外を眺めていると秋山さんが部屋の扉から現れた。



「沙羅様、お客様です。」



「!?」



聖夜…っ!?



沙羅は階段を駆け下り、エントランスへ。



「…沙羅、久し振りね」



「…美佳子?」



それは学校帰りの美佳子だった。









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