ほ ろ 苺
椎奈とはよそよそしいまま

いつのまにか4時間目が終わった

「椎奈~?お昼食べない?」

「え?・・・・あ、うん」

お弁当を持ってなく

私は売店で適当にパンを買った


「ねぇ、屋上いこ?」

「へ?」

無理やり椎奈を屋上につれていった



「私何かした?」

「なっ何って・・・?」

「朝から態度よそよそしいよ!」

「・・・・・・」

「はっきりいってよ・・・ねえ?」

「・・・・・・私は、不登校生だったの」

「なっ・・・・ど・・・ゆう事?」

「私は・・・私はいじめられてたの!!」

「苛め・・・な、何で・・・?」


頭が回らない
一体どーゆう事?

椎奈が・・・?


「可愛いくせに・・とかブリッコって・・」


嘘・・・そんな事が・・・


「どうして今そんな事を・・・?」


「始めはメールを無視されるだけだった

 でも、段々影で悪口を言われたり、

 嘘の噂を流されたり・・・

 最終的にはメールで死ねって

 だから・・・無視されて怖かった!」




・・・そうだったんだ


それなのに、


私あんな問い詰めちゃって


椎奈・・・ごめん・・・・
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