ほ ろ 苺
「もう終わり?」

黒髪の少年が言う

・・・誰だろ・・・


「チッ・・・おい行くぞ!!」

あっさりと逃げて行った




「うう・・・・・・」


椎奈が目を覚ました


「椎奈・・・大丈夫・・・?」

「う・・・・ん・・・・」

「大丈夫?」


少年は椎奈に手を差し出した


「あ・・・ありがとう・・・」

「いいよ、それより平気?」

「うん・・・・・」



「あの・・・誰ですか・・・?」

私が聞くと少し微笑みながら

「僕?・・・宮島亮」


と答えた

歳は同じくらいだけど・・・





椎奈はお腹を殴られたらしく

宮島とい少年に

手を貸してもらいながら家にきた



「ありがとう・・・」

「いいよ、ゆっくり休んでね?」

「はい・・」

「じゃ」

そういうと少年は帰っていった




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