ほ ろ 苺
「椎奈?」

「んー?」

「さっきの誰だろね?」

「だね~・・何か王子様みたいだった」

「ぶっ・・・お、王子様!?」


椎奈の乙女チックな発言に

思わず吹いてしまった・・・

「もー//・・・でも、カッコよかったね」

「うん・・・まるでヒーローみたい」

「それより有くんとはどうなったの?」

「え!?いきなりそれ聞く?//」

「だって気になるんだもん!!」


それからあの時の事を椎奈に話した


「よかったね!唯!!」

「うん・・・ありがとね?」

「え?私何もしてないよ~!」

「いいって、いいって♪」


気づけばもう10時

お風呂を沸かして順番に入った




「ねえ?」

「ん?」

「又、あの人に逢えるかな?」

「逢えるよw」

「次はちゃんとお礼を言わなきゃね」

「うん」



多分、



椎奈はあの宮島って人が


好きになったんだと想う



上手くいくことを願ってるよ・・・
< 34 / 48 >

この作品をシェア

pagetop