イケメンプリンス&意地っ張りプリンセス
中学3年間ずっと駿ちゃんと
同じクラスだった。
だから今年も同じがぃいなぁって
思ってた・・・



「最悪・・・ホント最悪・・
 何で駿ちゃんと同じクラスじゃないのー!!」



「まぁ・・優姫しょうがないだろ
 それに登下校は一緒に行くんだから
 いいだろ??」



そんな・・・駿ちゃんは寂しくないのかな・・?


「しゅ・・駿ちゃんは寂しくないの??
 あたしはすっごく寂しいのに・・・」


「寂しいって・・・
 だから登下校は一緒だし家も近いんだから
 大丈夫だろ??」



まぁ駿ちゃんとはお家がお隣さんだから
会いたいと思えばいつでも会いにいける。
だけどあたしが寂しがってるのには他に理由がある・・。



「だってあたしは1組で駿ちゃんは6組じゃん!!
 教室が遠すぎるよ・・。
 って駿ちゃん!!なんで先に行くの!!」



「だって優姫の話めっちゃ長いじゃん!!」




そういって駿ちゃんは歩いていた。
あたしは駿ちゃんに追いつこうと
走っていた・・・
とその時!!


ドンっっ!!!
< 4 / 6 >

この作品をシェア

pagetop