くらげ
「お客さん、そしたらこちらに連絡先を書いて頂けますか? 一応、商談中の札を出しておいて、もし、ほかにお客さんが来たら連絡しますので…」

俺は書類に名前と携帯電話の番号を書いた。

「じゃあ、ちょっと検討します。」

そう言うと、俺とユウジは中古車屋を後にした。

「ありがとうございました〜!またお待ちしてまぁ〜す!」

由美ちゃんは店の入口で深々とお辞儀をして見送ってくれた。
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