おかんの手料理 ~7人のハチャメチャ物語~
 振り返って下を見ると、台拭きが落ちていた。

 そして、ゆっくり顔をあげた。



 !!!

 そうめんババアの顔は歪んでいた。

「白髪はそうめんじゃないわーーー!!」


 顔が真っ赤だ。相当怒っている。




 何か面倒くさいことになるなと思って、駆け足で自分の部屋に向かった。






 ベットに飛び乗り、仰向けになった。

「ふぅ」

 ったっく、そうめんババアが。

 私まだ中学生だよ?そうめんなんて栄養が偏るじゃないの!

 

 もう、そうめんなんて嫌だ!

 食べたくない!

 見たくもない!

 そうめんなんか無くなっちゃえ!

 二度と現れるな!
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