おかんの手料理 ~7人のハチャメチャ物語~
「おーい!」
「……」
「おーい!!」
「……」
「おーーい!!!」
「……はっ!」
アタシは大樹に呼ばれているのに、ようやく気付いた。
時計を見る。いつの間にか休み時間になっていた。
「お前、大丈夫かぁ?」
大樹はアタシの前の横の席に座った。
「う、うん。大丈夫」
大樹は一緒のクラスで、アタシの友達だ。唯一の話相手だ。
彼氏でもなんでもない。ただの友達。
大樹も、アタシしか話相手がいないみたい。
アタシ達二人だけが、この学校のグレ者なんだ。
「お前さ、本当に立ち直れたのかよ」
「へ?」
「へ?じゃねぇよ。恭子さんのことだよ」
ああ、そのことね。
大丈夫だよ。ただ、サツマイモ味噌汁が食べられなくなったのが……ね。
「うん、へーきへーき。大丈夫」
「そう」
「……」
「おーい!!」
「……」
「おーーい!!!」
「……はっ!」
アタシは大樹に呼ばれているのに、ようやく気付いた。
時計を見る。いつの間にか休み時間になっていた。
「お前、大丈夫かぁ?」
大樹はアタシの前の横の席に座った。
「う、うん。大丈夫」
大樹は一緒のクラスで、アタシの友達だ。唯一の話相手だ。
彼氏でもなんでもない。ただの友達。
大樹も、アタシしか話相手がいないみたい。
アタシ達二人だけが、この学校のグレ者なんだ。
「お前さ、本当に立ち直れたのかよ」
「へ?」
「へ?じゃねぇよ。恭子さんのことだよ」
ああ、そのことね。
大丈夫だよ。ただ、サツマイモ味噌汁が食べられなくなったのが……ね。
「うん、へーきへーき。大丈夫」
「そう」