白衣の先生
スラッとした身長を、ストライプのスーツが更に背を高く見せる



春の風になびく、サラサラの髪







なんて綺麗なんだろう……



「あんた、まさか……」



ニヤニヤと笑う響子から、視線を背けた



だって、だって

一目惚れ……しちゃったかも……



どうしよう

先生に恋するなんて。



しかも、今初めて見た先生を好きになるなんて……。



あり得ないよ……




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