シィ君のサンタクロース
今度は二人でお料理開始。
といってもあらかじめ家でローストチキンを作っておいたので、それをメインにして。
後はサラダやオードブル、それからスープを用意するだけだった。
シィ君は「料理なんてほとんどしたことない」って言ってたけど、結構楽しそうにやってる。
慣れない手つきで、野菜を切ってくれた。
エプロン姿も結構似合ってるなぁ……
なんて思って、わたしは勝手ににやけてしまう。
ケーキもスポンジ台は家で焼いてきていたので、二人で生クリームやフルーツで飾りつけ。
シィ君は「オレのセンスに任せろ」といって、ホイップクリームを絞り出していた。
そんな姿を見ていると、ふいに
『結婚したら……こんな感じになるのかな』
なんて妄想してしまい、顔がカッと熱くなった。
もぉ、何ヘンな妄想しちゃってんだ。
きっと他人からすれば、おままごとしてるみたいに見えるだろうな。
それでも今のわたしには、彼と過ごす時間が全てだった。
これ以上のことはないと思えるぐらい、二人の時間が大切だった。
といってもあらかじめ家でローストチキンを作っておいたので、それをメインにして。
後はサラダやオードブル、それからスープを用意するだけだった。
シィ君は「料理なんてほとんどしたことない」って言ってたけど、結構楽しそうにやってる。
慣れない手つきで、野菜を切ってくれた。
エプロン姿も結構似合ってるなぁ……
なんて思って、わたしは勝手ににやけてしまう。
ケーキもスポンジ台は家で焼いてきていたので、二人で生クリームやフルーツで飾りつけ。
シィ君は「オレのセンスに任せろ」といって、ホイップクリームを絞り出していた。
そんな姿を見ていると、ふいに
『結婚したら……こんな感じになるのかな』
なんて妄想してしまい、顔がカッと熱くなった。
もぉ、何ヘンな妄想しちゃってんだ。
きっと他人からすれば、おままごとしてるみたいに見えるだろうな。
それでも今のわたしには、彼と過ごす時間が全てだった。
これ以上のことはないと思えるぐらい、二人の時間が大切だった。