シィ君のサンタクロース
「準備、大丈夫?」
シートベルトを締めながら、シィ君がチラリと助手席にいるわたしを見た。
「うん。お菓子でしょ? ジュースでしょ? それからCDも!!」
ひざの上に置いていたトートを開けて見せると、シィ君が笑った。
「遠足気分やな」
「うん、だってめっちゃ楽しみにしててんもん」
「じゃ、行きますか」
ポンポンと頭をなでてから、シィ君は車を発進させた。
シィ君と過ごすクリスマスに、わたしは胸を躍らせていた。
シートベルトを締めながら、シィ君がチラリと助手席にいるわたしを見た。
「うん。お菓子でしょ? ジュースでしょ? それからCDも!!」
ひざの上に置いていたトートを開けて見せると、シィ君が笑った。
「遠足気分やな」
「うん、だってめっちゃ楽しみにしててんもん」
「じゃ、行きますか」
ポンポンと頭をなでてから、シィ君は車を発進させた。
シィ君と過ごすクリスマスに、わたしは胸を躍らせていた。