夕暮れの月
プロローグ
もしも あの時 君が教えてくれなかったら、
あたしは 足下にある 小さな花にも
気づかずに 踏んでしまったかもしれないね。
もしも あの時 君が泣いてくれなかったら
あたしは もう そこから 動けなかったかもしれない。
「ありがとう。」 何十回も 何百回も
あたしはくりかえす。
「ごめんね。」も 何千回だって くりかえす。
今のあたしは 君がいるから
君がいなかったら あたしは何だった?
あたしは 足下にある 小さな花にも
気づかずに 踏んでしまったかもしれないね。
もしも あの時 君が泣いてくれなかったら
あたしは もう そこから 動けなかったかもしれない。
「ありがとう。」 何十回も 何百回も
あたしはくりかえす。
「ごめんね。」も 何千回だって くりかえす。
今のあたしは 君がいるから
君がいなかったら あたしは何だった?