クリスマスの甘い約束



周りからの視線が痛い…



は、恥ずかしい~…



「と、とにかく私が好きなのは昔の仁志。今の仁志は嫌い」



「ふ~ん…。じゃあ、もしその仁志君が良嘉に告白してきたら?」



「告白なんて、ありえないよ。仁志は私のことそんな風に見てないよ…」



仁志は昔から私の事をきっと頼れる幼なじみとしか思ってないんだろう



その証拠にさっきだって、あのまま女の子とのデート続けちゃったし…



私のこと好きだったら、普通目の前であんなことする?



なんかイライラしてきた




「じゃあ、もうそいつには未練はないってことよね?」



「ない!!あるわけない!!」



あんな奴を好きになったことでもう恥!!



「でも、あんたって黙ってたら美人なんだけどなぁー…」



「何よ…その言い草は…」



「別に~」



もうなんか何もかもムカつく!!





< 11 / 46 >

この作品をシェア

pagetop