クリスマスの甘い約束
あなたは…
ふわぁぁ…
あぁー、眠い…
大きな口を開けながらはぶらしに歯磨き粉をつけた
朝から学校なんてやってられないよ、私低血圧なのに…
シャコシャコと歯を磨く私の後ろに誰かが立った
「おはよう、良嘉」
「おはよう…」
ネクタイを緩めながら絞めている仁志の姿
って…
「ゲホッゴホッ」
「どうしたの?良嘉?むせたの?」
仁志が私の背中を摩った
そんなことより…
「なんで、あんたが私の学校の制服着てるのよ!!」
「なんでって…転校したからに決まってるだろう?」
て、転校…?
仁志が私の学校に…?
「ほ、ほ、ほげぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」