クリスマスの甘い約束



やっぱ可愛い…



「んっ?仕返し」



「し、仕返しって…?」



まだ動揺している仁志…心臓なんてさっきより鼓動が大きくなった



「仁志覚えてないの?この間、私のファーストキス奪ったこと!」



「えっ!?あ、あれ初めてだったの?」



何言っちゃってるのこの子は…



昔、約束したじゃない…初めてのキスは必ず二人でしようって…私が仁志のファーストキスの相手で仁志が私のファーストキスの相手って…



だから、ずっととっといてたのに…



「もういいよ!!」



私が仁志から離れようとすると、いきなり顔を持ち上げられて…



「良嘉…大好き…」



なんてそんなカッコいい顔で言われたから私の頭と体がフリーズした



その瞬間…



「…んっ?!」



いきなり口付けをされていた、しかも前より深いキス



前は触れるだけだったのに、どうして今日は…





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