齢二十五〜25歳、女子の日常〜
先にラウンジに向かって歩いていると、真理子が後から追いかけてきた。

「何だったの?」

「ん〜、別に〜。」



何だろ。

最近の真理子のやっぱり変。




「あ、空席みっけ!!」


席を確保し、買ってきたばかりのお弁当を広げる。

ふたを開けた途端に広がる良い香り。


「いっただきま〜す!!」


ひとくち、ふたくちと箸を進めながら、真理子に聞いてみた。



「で?」


「え?」


「最近やっぱ何かあったでしょ?」
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