齢二十五〜25歳、女子の日常〜
仕事終わり。


真理子に電話をかけてみた。



―電波の届かない場所にいるか、電源が入っていないため、かかりません―


昼休みもつながらなかった。



やっぱ何かあったのかな。



よし、

真理子んち、行ってみよう。



『ブーーッ ブーーッ』


ポケットに入れた携帯が震えた。


このバイブは電話だ。


『真理子自宅』


画面に表示されている名前を見て、私は慌てて電話に出た。
< 121 / 144 >

この作品をシェア

pagetop