齢二十五〜25歳、女子の日常〜
「もしもし!?真理子?」


―もしもし、愛ちゃん?―


電話の主はおばさんだった。


―いきなりごめんね。真理子、お邪魔してないかな?―


「え?」


―昨日から帰ってこないのよ。―


家にも帰ってない。


会社にも来ない。


お店は臨時休業。


嫌な予感が胸をよぎる


「…今日、真理子、会社にも来てない…。」
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