齢二十五〜25歳、女子の日常〜
「……………。」



私は真理子の頬を叩いていた。



「おばさん達の気持ちも考えなさいよ…。どれだけ心配してたことか…。」



汗だくになって真理子を探し回ってたおじさん。


涙を流しながら無事を祈るおばさん。



「どれだけ真理子の事を大事に思ってるか…。」



おじさんも

おばさんも

真理子も


みんな板挟みじゃん!!


そんなの辛すぎる…。



気がつくと私も泣いてた。
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